釧路市釧路新聞社社告

花火大会 見どころ

 華麗な炎の芸術が夜空を焦がし、釧路の短い夏に終わりを告げる。道内有数の歴史と伝統を誇る「釧新花火大会」が16日午後7時から、釧路市の新釧路川鳥取橋上手緑地公園を会場に行われる。昨年から約1㌔に延長した北海道最長の「特大ナイヤガラ瀑(ばく)布(ふ)」、大型ワイド花火や音楽と連動した花火ショーなどを織り交ぜた7部構成のプログラムが繰り広げられる。花火の見どころを海洋化研の松木正之専務の解説を交え紹介する。花火開始を盛り上げるオープニングイベントも含め、2回に分けて紹介する。(久本俊彦)

 今回の花火大会は、新元号の幕開けを記念する大会として250社を超える企業などの協賛で開かれる。

 午後7時に豪華プログラムがスタート。開始早々、昨年全道最長の長さに延長し観衆を驚かせた特大ナイヤガラ花火が再び登場する。カウントダウン花火が第1部の特別企画「特大ナイヤガラ瀑布」の開始を告げ、荘厳な音楽に合わせ新釧路川の鳥取橋から鶴見橋間約1000㍍を一直線に結ぶ、巨大な滝が出現する。川面に映る幻想的な滝の姿は、あたかも時代と時代をつなぐ光の帯となり、新時代の幕開けにふさわしい豪華さを醸し出す。松木専務は「当社でも最長の仕掛け花火。ナイヤガラとスターマインの圧巻の光景を期待してほしい」と意気込みを示す。

 第2部の「星空のメルヘン」は「星と花」がテーマ。ワイドスターマイン連続打ちに続き、ひまわりやかすみ草などをイメージした花を描いた花火が打ち上げられる。ラストは3カ所から続々とワイドスターマインを連続的に打ち上げる。

 第3部は恒例企画の「マリモ」がテーマのワイドスターマインショー。地元人気デュオ「ヒートボイス」の生歌とスターマイン花火の掛け合いの妙技が阿寒湖に眠る「マリモ」の世界自然遺産登録への夢を広げ、大会を盛り上げる。

 第4部「新釧路川に織りなす花の競演」は「花」がテーマ。まず、岸辺に咲いたかれんな花をイメージした打ち上げ花火が登場。続いて夜空いっぱいに広がる花束をイメージしたスターマインや、花をイメージした親子のような大小の花火が打ち上がり、最後は岸辺の花屋さんの忙しさをイメージしたにぎやかなワイドスターマインの乱舞で締めくくる。松木専務は「光と音、変幻自在な花火が楽しめます」と自信をのぞかせる。

[写真/㊤観衆を驚かせた全道最長のナイヤガラ花火㊦3部はヒートボイスの生歌と花火の競演(共に去年の様子) ]