釧路新聞社社告

23日から新連載小説

 ご愛読いただいている西條奈加・作、瀬知エリカ・画による「婿どの相逢席」は7月22日に終了し、23日から安部龍太郎・作、永井秀樹・画による長編小説「家康 飛躍篇」が始まります。好評を博した前作を受け、実戦に大勝しながら秀吉に臣従し、忍耐しつつ国を担う人間へと飛躍する家康を描きます。ご期待ください。

 〈作家の言葉〉 本作は、天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いでの大勝利から語り始め、文禄元年(1592)の朝鮮出兵まで、43歳から50歳頃の家康を描きます。家康は信長の死後秀吉と戦いますが、和睦して上洛した後は政権運営に協力します。地方の有力大名から、天下国家を動かす立場へと変貌を遂げる飛躍の時期。その人間的な成熟にご期待ください。

 安部龍太郎(あべ・りゅうたろう)1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒業後、図書館に勤務する傍ら、90年「血の日本史」でデビュー。2005年「天馬、翔ける」で中山義秀文学賞、13年「等伯」で直木賞受賞。「彷徨える帝」「関ヶ原連判状」「信長燃ゆ」「恋七夜」「下天を謀る」、そして「家康 自立篇」「家康 不惑篇」など、歴史時代小説の大作を続々と発表している。

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