ハグくしろインタビュー

人と情報を介して 自分らしさサポート

 子育て支援拠点センターは、地域子育て支援拠点事業の一つとして位置づけられ、全国の各市町村が設置しています。釧路市には東部、中部、西部の3センターがあり、利用者支援事業も担い、子育てに関する支援を行っています。各センターの運営に携わる岡本室長に、乳幼児の遊びと学びについて伺いました。

子育て支援拠点センターとは
情報提供や人と人とのつながりで子育てをサポートする交流拠点で、年間利用数は約4万人、相談件数は1万件です。絵本やおもちゃのそろう遊び場、育児の相談場所、ママ同士の交流場所などとして活用してもらっています。保育士が常駐しており、月に1度は食育、健康、救急法などをテーマにした子育て講座を行います。さまざまな関係機関、保育施設、子育てに関わる団体とのつながりもありますので、相談内容によって必要な制度や事業を紹介することができます。

遊具や絵本などが並ぶプレイルーム

子どもと接する上で大切なことはなんですか?
子どもは自分より少し大きい子に強く関心を持ち、見て、マネして、試して育っていきます。乳児からあやしたり、センターなど似た年齢の子どもがいる場所で遊ばせたり、散歩などで自然に触れる機会も重要です。また言葉が話せない時期から、内容は脳に積み重なっています。目線を合わせる、スキンシップ、動きにあわせた声かけの3要素が絡み合った関わりを積み重ねることで、基礎が培われて親子の交流がしやすくなります。皆さんが怖がる「イヤイヤ期」も難なく過ごせる土台ができるのではないでしょうか。おむつ替えなどの際に試してみてくださいね。

家族やまわりの人ができることはなんですか?

乳児専用のベビールーム

ママがいつもしている通りに遊んであげるのではなく、パパとしかできない遊び、おばあちゃん、おじいちゃんとしかできない遊びも作ってあげてください。普段と同じ遊びではなくても各々の持ち味を生かした遊びが、子どもの成長につながります。釧路市のホームページでは道具がなくても、さまざまな体の動きを経験できる「お家あそび」を紹介しています。
ママとパパで話し合う機会をたくさん持ちましょう。パパは「きょうはどんな一日だった?」「大変だったんだね」と共感しながら話を聞いてあげるだけで、ママの負担は半減します!子育てに関心を持ち、ママのがんばりに感謝を伝える姿勢が大切です。

子育てする方々へメッセージ

同じ子育てサークルでも月齢や活動内容がさまざま

子育ては情報過多な時代背景もあり、視野が狭くなったり孤立しやすいもの。そのため共感してくれる仲間が大切です。話すうちに子育ての気付きにつながることも。子育てには成功も失敗もなく、子どもにとっていろいろな経験が豊かさにつながります。「こうしなくちゃ」と振り回されるのではなく、情報は活用するくらいの気持ちで子育てを楽しんでください。また、今年度より子育て世代包括支援センター事業も始まり、釧路市内のどこにお住まいでも、身近な場所で切れ目なく相談や支援が受けられる仕組みができました。釧路は、人も温かく地域の隅々まで見守りが行き届く仕組みがあります。子育て家庭に限らず多くの方が子育てに関心を持ち、温かくのびのびと子育てしていきましょう。

 
子どもにも安全な木の知育玩具、貸し出し絵本も充実

【INTERVIEWEE】
岡本 栄子さん(おかもと しげこ)
釧路市こども育成課子育て支援室長。1963年生まれ。85年釧路市役所入庁。市立大楽毛幼稚園勤務に始まり、市立共栄保育園、市立芦野保育園を経て、東部、西部の子育て支援拠点センター開設に携わる。2016年子育て支援室長に就任。東部子育て支援拠点センター、市内の拠点センターや親子つどいの広場の運営に携わっている。
・東部子育て支援拠点センター
住/〒085-0813 釧路市春採4-19-1
℡/0154-65-9912(月~土曜9:00~17:00)

 

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