釧路市長選2020

釧路市長選告示 現新3氏が第一声

第一声を上げる鶴間氏、松永氏、蝦名氏(左から届け出順)

 

 任期満了に伴う釧路市長選は11日告示され、元釧路市議でゲストハウス経営の新人、鶴間秀典氏(46)=無所属=、元釧路市議で市民団体「明日の釧路をつくる会」代表委員の新人松永俊雄氏(71)=無所属、共産党推薦=、現職で4選を目指す蝦名大也氏(61)=無所属=が届け出を行い、7日間の選挙戦に突入した。届け出は同日午後5時に締め切られ、2012年以来8年ぶりの3人による選挙戦が確定した。投開票は18日。

人口20万人目指す 鶴間氏
 これから10年20年先を決める大事な選挙だ。今の市政は本当にこのままでいいのか。現在釧路市の人口は約16万6000人で、10年前と比べて2万人も減少している。私は「10年後に人口20万人」と、目指すべき目標をしっかり掲げて、皆さまに進むべき道を示す。
 人口20万人を目指し、4年間で10社のIT企業誘致、18歳までの医療費無償化、出産一時金の増額、そしてIT教育やALT(外国語指導助手)の配置など教育にも力を入れていく。これらを実行していくことで「このまちに住みたい」と思ってくれる人が増えると考えている。
 今は新型コロナウイルスの影響もあり、社会変革が苦しい時代かもしれない。それでも社会変革は起きている。だからこそこの釧路市にはチャンスがあり、変革できることを信じている。必ずこの釧路を皆さまと一緒に変えてみせる。
(午前9時、栄町平和公園B面)
 鶴間 秀典(つるま・ひでのり)46歳。無所属・新
 釧路市出身。北大経済学部卒。2003年に旧阿寒町議初当選、合併後に釧路市議。4期。19年の道議選(釧路市)に出馬し落選。ゲストハウス代表。

食品製造を全道一に 松永氏
 新型コロナ対策は市民の命に関わる問題であり、真っ先に市長が先頭に立たなくてはいけない。第3波に備えてPCRセンターを抜本的に拡充し、一日も早く市民が安心できる体制をつくり上げる。そして業種を特定せず支援し、市民には商品券を配布する。
 人口減少が続く釧路の立て直しは三つの方向で行う。観光に偏った投資ではなく、水産、農業を生かし全道一の食品製造のまちを目指す。そのため水産加工振興センターを建て直し、釧路ブランドをトップセールスで売り込む。
 福祉では医療費を高卒まで無料とする。入院に限っても1800万円でできるというのになぜ今までやらなかった。出産祝い金5万円の創設や国保料の1世帯1万円引き下げも行い、福祉豊かなまちづくりを進める。図書館や市立病院など市民の意見を聞かず進めてきた。市民の声が通る市政を行う。
(午前9時、松浦町10の事務所前)
 松永 俊雄(まつなが・としお)71歳。無所属・新=共産党推薦
 白糠町出身。白糠高校卒。会社員を経て、1981年に釧路市議初当選、通算7期。2008年の釧路市長選に出馬し落選。日本共産党釧根地区委員会常任委員。

経済対策で雇用確保 蝦名氏
 まちを発展させるには雇用を守り、つくっていかなければならない。そのために経済の活性化に思い切って取り組んでいく。人口減少は経済、まちの勢いとリンクしている。一番重要な経済を進める中で、雇用を確保する。そのためにも子育て環境を整備し、さまざまな基盤を作る。
 12年前皆さまのお力で市長職に就かせていただいた。財政などさまざまな課題があった中、市民の皆さまに大変なご負担をかけたが解決でき、コロナ禍でのさまざまな対応もできた。
 今はこれからどうやってまちを前に進めていくかのベースに立っている。取り組みを実行するため、一票一票の積み重ねが推進力になる。釧路市だけではできない。管内町村の皆さまにもお力をいただいている今がチャンス。すべての会社、人がパワーを持てる施策を4年間進めるため、今一度私に賭けていただきたい。
(午前9時、大町1の選対本部前)
 蝦名 大也(えびな・ひろや)61歳。無所属・現
 釧路市出身。青山学院大学中退。衆院議員秘書を経て1993年に釧路市議初当選。99年に道議(釧路市)に転出し3期。2008年釧路市長初当選、3期。

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