イベント釧路市

くしろウインターパーク内容拡充し28日開幕

 釧路の冬を観光資源としたイベント「くしろウインターパーク2022~光と音のエンターテイメントスケートリンク~」が28日から2月6日までの10日間、釧路川耐震岸壁リバーサイド地区で開かれる。主催する釧路商工会議所青年部(釧路YEG、池田一己会長)が11日に概要を発表。初開催の昨年より規模や内容を拡充し、光と音で演出する長方形と周遊型のスケートリンクを設置、アイスクロス・ダウンヒル大会や長ぐつアイスホッケー大会も行う。(小西靖)

 同イベントは昨年2月に初めて10日間開催。約4300人が訪れ、スケートの滑走者は2200人を超えた。今年は、昨年に国内初の遊歩道スケートリンクを設置した東北海道スポーツコミッション(中島仁実理事長)や釧路町長ぐつアイスホッケー連盟などと連携し実行委員会形式にした。

 会場にはイルミネーションツリーなどでライトアップした30㍍×15㍍の四角い野外スケートリンクを設置。周遊コースは昨年のコースを150㍍延長して約250㍍とし、樹木に発光ダイオード(LED)ライトを飾り、チューブライトなどを増やす。市内13の小学校や保育園、幼稚園などの子供たちが作製したペットボトルランタンも飾る。キッチンカーは最大5台、市内飲食店3店が参加予定のフードブースも出店する。

 29日は午後6時に点灯式を行い、フィギュアスケートパフォーマンスやアニメ声優による「プラオレ」PRなどを実施。同日と30日は、アニメのブースを設置する。2月5日にアイスクロス・ダウンヒル大会、6日に長ぐつアイスホッケー体験会や氷上綱引き大会を開催。期間中の平日午後8時からは抽選会も行う。

 新型コロナウイルス感染予防対策も徹底し、会場入り口では名前の記入や検温などを実施。滑走料は大人800円、子供(高校生以下)600円。滑走しない人は1人300円、高校生以下無料。開場は毎日午後4時~同9時(6日のみ午後3時まで)。

 実行委員長で釧路YEGスポーツ産業委員会の関川孝輔委員長は「アイスクロスを知ってもらい、地域のスポーツ振興につながれば」と話し、釧路YEGの阿部将和副会長は「昨年よりパワーアップし、華やかさが増したウインターパークを楽しんでください」と呼び掛けている。イベント情報はQRコードから。

[写真/イベントの概要を発表した関川委員長(右)と阿部副会長 ]


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