気象・災害地域活動交通釧路市
釧根暴風雪に JR、航空各社で運休
発達した低気圧が接近する影響で釧路、根室管内は11日から12日にかけて、山間部の多い所で60㌢、釧路市中心部で20㌢の降雪となるなど、大荒れの天気となる模様だ。
釧路地方気象台によると、雪は12日の明け方をピークとし、釧路管内は午前6時ごろ、根室管内は同9時ごろまで降り続く見込み。警報級の強い風や高波となることも予想されており、同気象台は「道路状況が悪くなる可能性が高いので、運転には注意してほしい」と呼び掛けている。
JR北海道はこれに伴い11日、夜間の釧網・花咲・根室線の特急5本、快速3本、普通20本の計28本の運転を見合わせ、約770人に影響が出た。12日も根室線の釧路―新得駅間を午後4時ごろ、花咲線の上りを午後6時50分ごろ、下りを午後10時ごろ、釧網線午後6時50分ごろまで、始発から運休することを決め、特急おおぞらなど特急15本、快速7本、普通58本の計80本が運休となり、約2400人に影響が出る見込み。空の便にも影響し、JALは11日の釧路―丘珠線3往復、釧路―羽田線1往復、12日の羽田線2往復と丘珠線1往復を運休。ANAは11、12日の釧路―千歳、中標津―千歳各1往復を運休する。
釧路市は11日午後6時47分、暴風雪警報の発令を受け災害警戒本部を設置した。(森崎博史)
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