教育・学校釧路市

城山小6年生が地域の魅力発表

 釧路市立城山小学校(佐野万由里校長)の6年生20人が3日、自然やイベント、酒蔵といった地域の魅力を調査した成果を、オンラインで釧路観光コンベンション協会の福永光昭事務局長に発表した。(嶋守善一)

 同校では、6年生を対象に総合的な学習の授業で「城山の魅力をPRし隊」として、地域の魅力を調べてパンフレットにまとめている。今回は「歴史」「歩いて見つける小さな幸せ」「アイデア」「人とつながる」をテーマに4種類のパンフレットを作成した。

 この日は、4グループの児童が、パワーポイントで作成した資料を活用し、活動を通して学んだ地域の魅力を福永事務局長に説明。このうち「人とつながる城山」のパンフレットを作成したグループは、城山秋まつりやチューリップフェア、鶴ケ岱公園、春採公園、福司酒造の魅力と、音楽や自然、酒類などを通じて人とつながっていることを紹介した。

 福司酒造について発表した松嶋優空さん(12)は「蔵開きに行ってもらいたいとの思いを込めた。調査を通して、地域に自慢できるくらいたくさんの良さがあると思った」と笑顔を見せた。福永事務局長は「調べたことを心にとどめ、今後『あの時あんなことを調べたな』などの思い出や、変化に気付くきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。

 児童たちが作成したパンフレットは市観光国際交流センターほか市内数カ所に置かれる予定。

[写真/地域の魅力を発表する城山小6年生の児童たち ]


釧路新聞電子版のご登録はコチラ!登録月は無料!!

関連記事