テツ男社長のたわごと

SL冬の湿原号の運転を前に

 1月21日から釧網本線の釧路~標茶にSL冬の湿原号が走ります。昨シーズンは、けん引機のC11-171が調子を崩し、DLがピンチヒッターで運転しました。しかし、今シーズンは元気な姿を見せてくれるでしょう。

 それを前に、お手軽に撮影ができる定番ポイントを探ってきました。写真は昨年の試運転です。

 

 まずは釧路を出てすぐの釧路川橋梁です。天気が良いと川面に列車が映ったり、厳寒期には蓮氷も。1月は復路も夕日っぽい感じで車体に〝ギラリ〟が出ることもあります。

 

釧路川橋梁を渡る快速しれとこ摩周(2023年1月7日)

 

 続いて釧路湿原と細岡の間の二瓶踏切です。撮影は細岡から釧路へ向かうキハ54ですが、往路の湿原号が釧路湿原駅を出発すると登り右カーブをゆっくりゆっくり進むのは迫力があり、人気のスポットです。

 

二瓶踏切を通過する釧路行4725D(2023年1月7日)

 

 塘路を出てすぐ、以前はシラカバが並んでいた場所です。出発時のダッシュで煙がよく出てここも定番です。町道は駐車禁止ですので、車を止める場所に注意してください。

 

塘路を出て網走に向かう4730D(2023年1月9日)

 

 茅沼と言えばタンチョウです。国鉄時代に、当時の駅長が給餌をしたことが始まりです。運がよければタンチョウとSLが一緒に撮影できます。ここでも車の駐車場所には細心の注意とタンチョウを脅かさないようにお願いします。

 

茅沼の塘路寄り、コッタロ踏切を通過する釧路行4725D(2023年1月15日)

 

 標茶に向けてラストスパートです。

 

ルルラン踏切を通過し網走へ向かう快速しれとこ摩周号(2023年1月15日)

 

 標茶を出発して間もなくこ線橋があります。復路の釧路行湿原号C11-171は後ろ向きですが、後追いがいいかもしれまんね。

 

標茶を出て釧路を目指す快速しれとこ摩周(2023年1月14日)

 

 このほか俯瞰のポイントもいくつもあります。SLの撮影は、決まりを守り写真を撮ってください。また、道路の状況は刻々と変わりますので車の運転には十分に気を付けてくださいね。

 

※次回は2月6日ころ更新します。


釧路新聞電子版のご登録はコチラ!登録月は無料!!

関連記事