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てくてく名店さんぽ(47)「花 彌兵衛」【十勝訪ね歩き~十勝毎日新聞Chaiイチオシ】

「花束をもらっても花瓶を持っていないという声をよく聞きます。小さな花束なら、コップに飾ってもOK。また、同じ花でも花瓶を替えることでガラリと雰囲気が変わりますよ」と渡部代表。看板犬のらてくんも店内に

老舗の技が受け継がれた新店舗
 今年3月にオープンしたばかりの花屋「花 彌兵衛(やへえ)」。実はこちら、惜しまれながら昨年末に閉店した、老舗花屋「花芳」の4代目が独立して開いた店舗だ。こぢんまりした店内には所狭しと、色とりどりの花やグリーン、花瓶が並んでいる。

 「花芳は法人向けの品ぞろえでしたが、こちらは誰もが花を身近に楽しめる店を目指しています」と代表の渡部倫平さん。少量ずつ多品種の花を仕入れているため、いつ来ても違う花が店内を彩る。アレンジメントフラワーやミニブーケも充実させたほか、1本からでも手に取りやすくしたいと、値引き販売も実施している。花芳で培ってきた、花を長持ちさせるための技術「水揚げ」も引き継いでおり、その品質は折り紙つきだ。

 夏は、仕入れる花の多くが道内産となり鮮度のいい花が出そろう季節。入荷状況は公式Twitterやインスタグラムでも確認できる。色鮮やかな花に元気をもらおう。

 

アレンジメントフラワーは2,200円~。人気の高いミニブーケは550円~。自宅に飾るほか、手土産としてもおすすめだ

 

〈ハンドメイド プリントフラワーベース〉中1,200円、大1,900円。同じ形でも柄が豊富。飾りたい花に合わせて選んでみては。ガラスの一輪挿しもかわいらしい

<花 彌兵衛>
帯広市大通南5丁目(大五ビル1F)
Tel:0155・67・8737
営:9時~18時、日曜・祝日は~17時
休:水曜

 

◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。

※「十勝毎日新聞が発行する生活情報誌」フリーマガジン「Chai」2023年8月号より。
※撮影/鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。


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