道が発表した新型コロナウイルス感染症発生動向によると、直近１週間（１５～２１日）の道内の１定点医療機関当たりの感染者数は１０・７８人と、前週（１０・５３人）より増加した。

　２２５の定点医療機関で２４２５人の感染報告があった。釧路、根室管内では釧路が１２・０９人（前週１０・８２人）と増えたのに対し、根室は４・００人（同７・００人）、中標津は７・００人（同８・００人）とそれぞれ減少している。

　一方、道内のインフルエンザ発生状況は直近１週間（１５～２１日）、定点医療機関当たり５・３６人（同７・４０人）と減少した。保健所別では釧路が５・１８人（同８・６４人）、根室が３・５０人（１６・００人）と減少したが、１２・００人（同１０・６７人）に増えた中標津は流行警報を継続中。保健所は手洗いなどの感染対策を呼び掛けている。（戸田英吾）

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