釧路公共職業安定所（竹林伸治所長）がまとめた２０２４年の障害者雇用状況の集計結果によると、釧路管内における民間企業の障害者実雇用率は３・３８％で前年に比べ０・０２ポイント低下し、法定雇用率（２・５％）を０・８８ポイント上回った。

　集計企業数は１６６社で、前年比９・９％（１５社）増加。雇用されている障害者の数は６３５・０人と同１・０％（６・０人）増。法定雇用達成企業は１０４社と同２・０％（２社）増、達成企業割合は６２・７％と前年より４・８ポイント低下した。実雇用率と法定雇用率達成割合は、道や全国に比べて高かった。

　地方公共団体（法定雇用率２・８％）は、雇用されている障害者が１０４・５人と前年より１２・４％（１１・５人）増加。実雇用率は２・５４％と前年比０・２９ポイント増。法定雇用率達成機関の割合は前年と同じ５０・０％で、未達成は５機関だった。（須貝喜治）

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