作品展・展示会羅臼町

羅臼の魅力感じて 近藤さん写真25枚展示【羅臼】

 【羅臼】地域おこし協力隊として活動している近藤雨さん(33)による写真展「私が見た羅臼」が、大地みらい信用金庫羅臼支店の2階ギャラリーで行われている。羅臼港に押し寄せる流氷やコンブ漁をする漁師など、近藤さんが捉えた「羅臼」の写真25枚が展示されている。

 近藤さんは大分県出身。2023年6月に地域おこし協力隊に就任。企画財政課に勤務し、自然の風景やイベントなどをSNSで投稿し、羅臼の魅力を発信している。「町民の皆さんにも羅臼の魅力を改めて感じてもらえる機会をつくりたい」と考え、今回の写真展を企画。シンプルな構図で、人や動植物の美しさにこだわった。

 近藤さんは約2年間の羅臼での生活を振り返り、「自分の羅臼での生活は町民の方々に支えられ、助けられてきた。多くの方々が気軽に声をかけてくださるようになってうれしい」と笑顔。来年度は東京での開催にも意欲を燃やしている。

 写真展は14日まで。開館時間は平日の午前9時~午後3時まで。(鉾之原頌吾)

[写真/町民への感謝の気持ちも込めて、写真展を開催している近藤さん]


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