教育・学校中標津町
学生や教員間で交流 岩谷学園、北洋大と協定【中標津】
【中標津】町内に日本語学校などをもつ岩谷学園(岩谷大介理事長)は13日、京都育英館北洋大学(苫小牧市、奥村訓代学長)と、学生や教員間で交流などを実施する包括連携協定を締結した。
北洋大学には国際文化学部があり、学生300人のうち250人が中国を中心とした海外出身者が占める。学生との交流のなかで、進学先の確保を目指す日本語学校と、多文化共生を目指す中標津町との連携を強化したい大学側の思惑が一致した形だ。岩谷学園が国内の大学と連携協定を結ぶのは今回が初めて。
町内の同学園ひがし北海道IT専門学校で行われた締結式で、岩谷理事長は「異文化理解、多文化共生を目指す点で共通している。お互いに発展的な連携をし、地域の発展のために努めていきたい」。奥村学長は「苫小牧と中標津間の交流ができることは喜ばしい。有意義なものになると思っている」と期待を込めた。(鉾之原頌吾)
[写真/学生間の交流などについて協定を結んだ岩谷理事長(右)と奧村学長]
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