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地域計画一部改正、8月に町総合訓練 町防災会議【弟子屈】
【弟子屈】2024年度町防災会議が11日、町役場で開かれた。町や消防、道、官公庁などの関係者34人が出席し、地域防災計画の一部改正や25年度防災業務計画などについて協議した。
徳永哲雄町長はあいさつで、この日が東日本大震災発生日であることに触れ「全国規模での備えが喫緊の課題。さまざまな面でお力添えを」と呼び掛けた。
町は24年度の災害発生状況を報告。このうち町内で被害があったのは、4月20日の暴風で倒木数本と牛舎の破損が4件。9月26日の釧路沖を震源とする地震で、湯の島の老朽化したアパートの壁が一部剥がれ落ちた。
地域防災計画は、道の計画修正に基づく修正を行ったほか、協定の項目には罹災証明とガソリン供給、応急仮設住宅の建設に関する3協定を追加した。また、伊藤園と締結した飲料水の提供協定について、同社が営業形態変更により在庫管理を廃止したため、協定も廃止となった。
25年度防災業務計画では、8月に町防災総合訓練を実施する予定で、大地震発生時の情報伝達や避難所運営、炊き出しを行う計画となっている。(水谷友路)
[写真/会議に臨む関係者ら]
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