地域活動釧路市

千利休の遺徳しのぶ 茶道裏千家淡交会釧路支部【釧路市】

 茶道裏千家淡交会釧路支部(続木敏博支部長)は茶道の祖とされる千利休をしのぶ利休忌を16日、釧路市生涯学習センターで行った。静寂の時の中で、利休の姿を描いた掛け軸にお茶を供え、心静かに手を合わせた。

 利休は1522年に大阪で生まれ、戦国時代に茶の湯を広め、70歳で亡くなった。この日の利休忌では、掛け軸の前に和ろうそくをともし、線香を立て、春の訪れを伝える小さな花を咲かせた花(か)卉(き)を飾り、利休の遺徳をしのぶとともに、席を同じくした人たちそれぞれに茶道への思いを改めて心に刻むひとときとなった。

 茶道裏千家淡交会釧路支部と学校茶道淡交会釧路支部、裏千家淡交会釧路青年部は同日、同センターで合同総会も開き、茶道に精進する思いを新たにした。(伊東義晃)

[写真/茶道への思いを深めた利休忌の茶席]


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