教育・学校白糠町

学びや巣立ち新たな一歩  義務教育学校など卒業式【白糠】

 【白糠】町内の義務教育学校、小中学校で13日、一斉に卒業式が開かれ、卒業生が慣れ親しんだ学びやとの別れを惜しみつつ、次のステージへ新しい一歩を踏みだした。

 このうち茶路小中学校では小学生1人、中学生2人が巣立った。伊藤善一校長は小学生に向けて「1人学級ではあったが、下級生を引っ張り自信を育んでいく姿は頼もしかった。これからも夢に向かって進んで」と激励。中学生に対しては「高校ではこれまでにない課題、発見、友情、可能性が待っている。茶路での経験を糧に、勇気と自信を胸に歩んでほしい」と述べた。

 同中学3年の工藤光稀さんは、在校生からの別れの言葉に応えて「これからもこつこつと努力を重ねて、充実した高校生活を歩みたい。ふがいない先輩だったと思うが、ついてきてくれてありがとう」と感謝を示すとともに、後輩たちに学校の未来を託した。

 同校のほか、この日は町立白糠学園で9年生27人、町立庶路学園で9年生22人がそれぞれ卒業を迎えた。(橋本梓)

[写真/在校生に見送られ新たなステージへ歩みだした卒業生]


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