テツ男社長のたわごと
若桜鉄道と一畑電車
今回は、ひがし北海道から離れまして、先日所用で訪れました鳥取県の若桜鉄道と島根県の一畑電鉄に乗車しましたので、ご報告します。
一畑電車の出雲大社前駅に保存されているデハニ50形
【若桜鉄道】
因美線の郡家(こうげ)から若桜(わかさ)までの19.2㌔の路線です。1930年に郡家から若桜までの国鉄若桜線が開通しました。若桜から兵庫県まで延伸する予定もありましたが、実現には至らず、1987年に第3セクター若桜鉄道として引き継がれました。
国の登録有形文化財に登録されている若桜駅本屋
若桜を出発するWT3003「昭和」
柱に取りつけられた「わかさ」に昭和を感じます
若桜駅構内の保存されているC11-167
同じくDD16-7
転車台と、その先には謎?の車両が保存されているらしい車庫
若桜で出発を待つ鳥取行普通列車WT3001「八頭」
若桜を発車したWT3001の車内音。下り勾配のせいか惰行運転が多くジョイント音が響きます(約4分)
【一畑電車】
出雲大社前~川跡(大社線 8.3㌔)と電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉(北松江線 33.9㌔)の路線を持ちます。1914年から1915年にかけて出雲今市(現・電鉄出雲市)から一畑薬師のふもとまで開通し、参詣客の輸送に活躍しました。その後、1928年に北松江(現・松江しんじ湖温泉)まで伸びました。一畑口は珍しい平地スイッチバックの駅です。その後1930年に川跡から出雲大社前も開業しました。
松江しんじ湖温泉で出発を待つ電鉄出雲市行の元京王電鉄の2100系
長いベルの後、松江しんじ湖温泉を出発する電鉄出雲市行2000系の車内音(約4分30秒)
大社線と北松江線の交わる川跡の3番線で電鉄出雲市行が待つ中、2番線には松江しんじ湖温泉行、1番線には出雲大社前行がほぼ同時に進入
元東急電鉄の1000系(右)と保存車両デハニ50形(出雲大社前)
国の登録有形文化財に登録されている出雲大社前駅
1928年に誕生したデハニ52の車内
高架の電鉄出雲市駅
※次回は6月2日ころ更新します。
釧路新聞電子版のご登録はコチラ!登録月は無料!!