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支援艦「えんしゅう」、海自業務一般公開 根室に初入港【根室市】

 【根室】海上自衛隊多用途支援艦「えんしゅう」(45人乗り組み、980㌧)が23日、根室港で一般公開を行った。同船の根室入港は初めてで、横浜港を出港、釧路港を経由して22日夕、根室入りした。
 同船は2008(平成20)年2月就役で、静岡県から愛知県に至る遠州灘が艦名の由来。艦船のえい航や災害派遣、物資輸送、搭載する自走式水上標的(通称・バラクーダ)を遠隔操作で走らせ護衛艦などの射撃訓練支援なども行っている。
 初の根室入りは海上自衛隊の広報活動の一環で、業務を広く知ってもらおうと来港、一般公開を行った。
 操舵室のある艦橋や標的管制室。旗甲板、バラクーダを積載し、デッキクレーンなどを備えた後部甲板などを公開した。胴部デッキには広報官は「カモメ」、操縦者は「マンタ」、調理員は「ラッコ」というように海上自衛隊の職種を49種類の海の動物で紹介したカードも紹介されていた。(山本繁寿)

[写真/後部デッキから見た「えんしゅう」]


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