イベント釧路市

トーンチャイム音色響く 釧路短大生コンサート【釧路市】

 釧路短期大学音楽表現ゼミの学生たちが20日、道立釧路芸術館アートホールで「なつのたのしいコンサート」と銘打って、音楽の演奏や面白楽器の披露などバラエティーあふれるイベントで来場した親子らを楽しませた。
 この日はトーンチャイムの演奏でスタート。複数人で奏でるトーンチャイムは、人数が多いほど一人にかかる負担は少ないが、この日は指導の進藤信子教授を含めて4人の少人数だったため、演奏も大忙し。それでも「星に願いを」「いつも何度でも」「山の音楽家」などを美しいハーモニーで演奏し、ホールに柔らかな音色が響いた。
 続いて賛助出演の作曲家・編曲家のキュッパさんこと今野英生さんが登場。自己紹介で「私は科学者で楽器も研究します」と語り、ホースやじょうろ、やかんなど日用品を使った楽器で、童謡からクラシックまで見事な演奏を披露し観客を楽しませた。
 最後は同ゼミの市川遙菜さんと高崎華凪さんのピアノ、村松恵里さんのフルートでジブリ映画「魔女の宅急便」から「ルージュの伝言」などの楽曲をアレンジを凝らした演奏で締めくくった。(石川直樹)

[写真/トーンチャイムの柔らかな響きを奏でたメンバー]


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