アイスホッケー釧路市

2冠、MVP 完全燃焼誓う クレインズ、西脇選手が引退会見

 アイスホッケーのアジアリーグジャパンカップ2021を戦うひがし北海道クレインズは11日、今季限りでの現役引退を決めたFW西脇雅仁選手(39)の記者会見をチーム事務所で行った。「昨季、大きなけがをしたが、今季、リンクに戻ってこれた。全日本選手権を連覇し結果も出せた。ファン、スポンサーのおかげでプレーできたことに感謝している」と話し、晴れやかな表情を見せた。

 釧路市出身の西脇選手は2005年に日本製紙クレインズに入団。06年の全日本選手権初優勝に尽力して以降、アジアリーグとの2度の2冠達成を含むビッグタイトル獲得に貢献、黄金時代の一翼を担った。19年3月の日本製紙の廃部を受けての同年5月のひがし北海道の設立では、生え抜きメンバーとして立ち上げをけん引した。日本代表では、日本製紙入団前の04年から11年まで、12年から17年まで奮闘。会見にはアルディス・ギルゲンソンス監督、清川和彦ゼネラルマネジャー(GM)も同席した。

 現役引退の意向を昨年末、清川GMに伝えたという西脇選手。「シーズン終了後に引退すると、お客さまで会えない人もいるから」と理由を述べた。目下、プレーオフ進出に向けて奔走中で「今季、2冠獲得のチャンスがあるのはクレインズだけ。レギュラーリーグ後期日程を制し、プレーオフに挑む。MVPも狙っていく」と完全燃焼を誓った。

 引退後も釧路を拠点に活動する考え。クレインズのスタッフとして働く選択肢を含めて検討しているが「アイスホッケーの競技人口増、普及拡大に取り組みたい」と新たな夢を語った。

 30日、ひがし北海道クレインズアイスアリーナでのレギュラーリーグ釧路最終戦終了後、引退セレモニーを行う。セレモニー後も年度内の公式戦に出場する。(山本雅之)

[写真/1月11日に記者会見を設定したのは「自分の背番号だから」と笑いを誘った西脇選手 ]


釧路新聞電子版のご登録はコチラ!登録月は無料!!

関連記事