テツ男社長のたわごと

冬の〝ひがし北海道〟

 釧網本線の釧路と標茶の間で運転するSL冬の湿原号。残念なニュースが入りました。運転初日の1月22日から30日まで、けん引機のC11-171の不調からディーゼル機関車が先頭に立ちました。2月4日からC11-171での運転再開を期待していましたが、思いのほか〝重傷〟なようで、2月末までディーゼル機関車によるけん引が発表されました。
 C11-171を「テツ男社長」の今号で取り上げようと思いましたが、予定を変更して最近撮影した〝ひがし北海道〟の鉄道をご紹介します。
 まずは3月のダイヤ改正で特急「おおぞら」から運用をはずれる283系です。現在、釧路と札幌の間の「おおぞら」は6往復あります。そのうち283系は3往復。〝ひがし北海道〟の中で日中に283系がすれ違うのは、1号と4号による十勝地方の利別駅だけです。12月の風の強い寒い日に出かけました。
 撮影場所は利別駅の池田方にあるこ線橋の上。すぐ後ろを車が通過する中、まず9時35分ころ1号が利別駅2番ホームに到着します。ほどなく4号が真下をくぐり1番線を通過します。すると池田方の分岐器が転換され1号が釧路へ向けて出発します。この姿を見ることができるのはあと1カ月あまりですね。

 現在、根室本線の釧路~根室(愛称 花咲線)では、一部の列車がキハ54とキハ40の2連で運転されています。1月の週末、釧路発8時18分5627D根室行を釧路を出て間もなくの釧路川橋りょうで撮影しました。この日は、地球探索鉄道花咲線ラッピングキハ54-521と森の恵みキハ40-1779のコンビ。今年は気温が低い日が続き、釧路川も蓮の葉氷が現れ、いっそう寒さを感じます。

 釧路駅2番線でルパン三世ラッピングのキハ54-522の陰から現れる283系特急「おおぞら1号」です。聞きなれた283系のエンジン音ですが、3月ダイヤ改正で「おおぞら」の定期運用から離れます。映像の最後に「カランカラン」と鐘の音が聞こえますが、この撮影は1月22日。隣の3番ホームから出発するディーゼル機関車による「冬の湿原号」発車を知らせる鐘の音です。

1月下旬の週末、東釧路駅の遠矢方で川湯温泉からの4723D キハ54-523を撮影しました。雪に足をとられながら、車体に太陽が反射する「ギラリ」を狙いましたが、いかがでしょうか?風が強くて寒かったですね。最後に撮影者の影が映っちゃいました。

 「ギラリ」撮影のあと、武佐駅に向かいました。根室からの5624Dを迎えるためです。「お!二つ目玉。これはキハ40」さらにさらに「お!一般気動車標準色のキハ40-1759」。花咲線にキハ40が入ってくるのは珍しくラッキーでした。でも風の音や「ジー」という音が気になりますね。今から40年以上前、気動車の普通列車と言えば、キハ22やキハ24で、色合いは窓回りがクリーム色、その両側の上と下がオレンジでした。昔を思い出しました。

 最後はおまけです。キハ54-522が停車していた釧路駅2番ホームの42年前の一コマです。1番線には82系特急「おおぞら4号」、そして2番線には普通列車ながら愛称「からまつ」を与えられた423普通列車です。けん引機はDD51-501でした。おじさんには、キハ82のJNRマークが「涙」もの・・・。「からまつ」の客車編成は、釧路方から普通車(自由席)4両、B寝台車2両、荷物・郵便車が3両です。DD51の次位に普通車がくるはずですが、よくみるとB寝台。謎です。

82系「おおぞら」を横目に釧路駅に到着する423「からまつ」(1980年6月9日)
82系「おおぞら」を横目に釧路駅に到着する423「からまつ」(1980年6月9日)

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