地域活動浜中町

町の発展と飛躍誓う 浜中町、3年ぶり新年交礼会

 【浜中】町の新年交礼会が1月28日、町総合文化センターで行われ、各界の代表ら町民約90人が町の発展と飛躍を誓った。2019年から行っているが、コロナ禍で実施は3年ぶり。

 松本博町長は、感染症対策をはじめ春先の流氷接岸やおととしの赤潮被害の影響を受けた漁業、ロシアのウクライナ侵攻による国際情勢の変化や円安、燃油や生産資材の価格高騰、生乳の生産抑制などの影響を受ける酪農業といった基幹産業や、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策に係る改正特措法で特別強化地域の指定を受けていることから、防災・減災対策を進めていることなどを報告。

 第6期町総合計画に沿い「地域を支える地場産業の振興と子育て支援の充実、災害に強いまちづくりを柱に町民の要望に応えられるよう次世代のまちづくりに取り組む」と述べた。

 来賓を代表し波岡玄智町議会議長が祝辞を寄せ、参会者は高岡透町農協組合長の発声で牛乳で乾杯。町内の児童生徒らでつくる浜中ジュニアアンサンブル(國井聡史代表、13人)が歌劇「椿姫」から「乾杯の歌」、「さくらさくら」「ラデツキー行進曲」などを演奏し、新春の席に花を添えた。(河辺由記子)

[写真/浜中ジュニアアンサンブルの演奏も行われた新年交礼会]


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