認定こども園「釧路はるとり保育園」（釧路市武佐１、本間弘美園長）の園児たちが、敷地内に完成した雪の滑り台で、寒さに負けず元気にそり遊びを楽しんでいる＝写真。

　この滑り台は、太平洋設備（春採５）が「子供たちに元気に遊んでほしい」と１月２５日、地域貢献の一環として、保育園の裏に積もった雪で重機を使って作り上げた。滑り台は小さな園児も利用するため、高さ２㍍、長さ５㍍ほどに抑え、安全に配慮したスロープ。後ろに園児が上りやすい階段と待機場所も作った。

　晴れの日が続く中、園庭では子供たちが笑顔いっぱいで、そり滑りをして歓声を上げる姿が見られる。本間弘美園長は「そり山が出来上がった日は、園児たちが窓越しに作業を見て、重機によって雪の山ができるのを見て大喜びでした」と話し、作業に当たった太平洋設備に感謝していた。（石川直樹）

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