経済釧路市

釧路信金とトヨタモビリティ カーシェアで実証実験

  釧路信用金庫(森村好幸理事長)とトヨタモビリティ釧路(工藤健雄社長)は1日、カーシェアリング共同実証実験の業務を開始した。釧路市が推進する長期滞在やワーケーションによる来釧者の利便性、満足度の向上を図るため行うもので、シェアスポットは同庫旧駅前支店(釧路市黒金町13)の駐車場で、車両1台が用意されている。

  同庫では時期ごとの利用や行き先などのデーターを収集し、どのような観光需要があるかを調査。同社のカーシェアリングは今回が3例目。1カ所は釧路公立大学に設置し学生のみが対象。もう1カ所は市内の企業で社員が利用している。

 ステーション名は「釧路しんきん旧駅前支店ST」。車両はトヨタ「ヴィッツ」1300CC、4WD。利用するにはスマートフォンに専用アプリ「TOYOTASHAREアプリ」をダウンロードし、無料で会員登録をする。専用アプリでは車両の空き状況や予約登録、決済まで一括管理。車両の施錠やエンジンの始動も行える。

 24時間利用でき、最短の利用時間は15分(220円)。6、12、24時間パックもある。同社では「実証データーの結果を見て、シェアスポットの拡大や新しいサービスを考えていきたい」と話している。実証実験は来年3月31日まで行われる。(小西靖)

[写真/カーシェアリングで使用するトヨタヴィッツ]


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