テツ男社長のたわごと

順調です。SL冬の湿原号

 1月21日から釧網本線の釧路~標茶の間で走り始めたSL冬の湿原号は、大きなトラブルもなく順調です。3月21日までの運行ですので、まもなく終了します。運航当初は釧路地方の厳寒期で撮影も寒さに震えていましたが、3月に入り春を感じるようになりました。2年ぶりのSL運転ということもあり、撮り鉄さんはもちろんですが、乗車率がとても高く、連日満員のようです。

 今回はお手軽に撮影できるポイントで動画を撮影してきましたのでご紹介します。

 

 まず運転初日(1月21日)は東釧路の発車を狙って近くの貝塚こ線橋で待っていました。ところがいくら待っても来ませんので、近くでカメラを構えていた人たちと「どうしたんだろうね?」と話していました。どうやら、湿原号に接続する札幌からの特急おおぞら1号が遅れ、さらに踏切での確認作業があったようで30分ほど遅れました。でも、元気に走り過ぎるC11-171を見てほっとしました。

 

東釧路を出発する標茶行の湿原号

 

 1月21日は釧路行の湿原号を東釧路と釧路の間の釧路川橋梁で撮影しました。この時期、16時前とはいえ夕暮れ時で「もしかすると夕日に反射する列車が撮れるかも」と期待していました。ちょっと雲がかかってバッチリとはいきませんでしたが、雰囲気だけ感じてください。

 

夕暮れ時、釧路へラストスパートをかける湿原号

 

 2月19日は、釧路行の湿原号を塘路の先の踏切で待ちました。列車が出発するとエゾシカと思われる「ピュー」という鳴き声が聞こえました。黒い煙を吐いて、シュッシュッと向かってくるSLに警戒したのかもしれません。線路に出てくることのないように祈りたいものです。

 

塘路を出発する釧路行の湿原号

 

 2月25日は雪が降っていました。太平洋側の気候のため、晴れの日が多い釧路地方にとって雪模様は珍しいです。この日は釧路行の動画を収めよう釧路町岩保木付近でカメラを構えました。ヘッドマークに雪がこびりつき、冬のSL列車らしい絵でした。

 

雪の中を疾走する釧路行の湿原号

 

 3月4日は標茶行の釧路湿原出発を撮影しようと釧路町細岡ビジターセンター駐車場へ。細岡の丘など、定番の場所にはすでにカメラを持った人たちでいっぱいでした。釧路湿原の細岡寄りの踏切もびっしりでした。そこはあきらめ、駅へ下りていく道路の途中に場所をとりました。木の枝が入りますが、葉っぱはありませんので、いい感じです。ゆっくりと坂を上っていくC11-171の息づかいも聞こえました。

 

標茶行が釧路湿原を出発、最大の難所を越える湿原号

 

 次回は3月20日ころ更新します。


釧路新聞電子版のご登録はコチラ!登録月は無料!!

関連記事