テツ男社長のたわごと
新大楽毛・大楽毛
根室本線の続きです。今回は新大楽毛駅と大楽毛駅です。
釧路貨物駅へ向かうコンテナ貨物(大楽毛駅)
【新大楽毛】
1988年11月3日開駅
大楽毛の東方に新たに駅を設けたため「新」を付けた。開業当時は約2㌔北にあった釧路西高校(2009年3月閉校)をはじめ、専門学校などもあったので通勤、通学の利便性を向上するため設置されました。
「駅の周辺」新大楽毛駅(1998年2月1日)
現在はかわいい待合室がホームに
新大楽毛駅の開業風景(1998年11月4日)
H100の2連が新大楽毛駅を出発して釧路へ
【大楽毛】
1901年7月20日 北海道鉄道部として開駅
アイヌ語の「オタ・ノシケ」(砂浜の中央)の音訳
「駅の周辺」大楽毛駅(1998年1月30日)
釧路市役所の支所や食堂も併設した大楽毛駅
現在の前の大楽毛駅(1073年5月9日)
大楽毛駅前には「日本釧路種馬像」が鎮座して、その前には蹄鉄をモチーフにした柵もあります。昭和から平成に時代が変わり、最初の午(うま)年だった1990(平成2)年に建立されました。明治初期に始まった北海道開拓の原動力は馬たちで、産業、特に農業開発に〝一馬力〟は欠かせませんでした。さらに1901年に白糠村(当時)に軍馬補充部釧路支部が開設されると、国家事業で馬産に取り組むことになりました。1911年には国内有数の規模を誇る大楽毛家畜市場が開設、大楽毛駅が馬の集散駅になりにぎわいました。一方、神八三郎さんは明治中期からこの土地に合う国産馬を研究し、ようやく1932年に誕生したのが釧路種で「馬産王国・釧路」の名を全国にとどろかせました。馬産王国を後世に伝える像です。
駅前にある「日本釧路種馬像」
大楽毛を通過する261系おおぞら
※次回は8月21日ころに更新します。
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