テツ男社長のたわごと

東庶路と庶路、西庶路

 根室本線(根室西線)の駅紹介に戻ります。今回は〝庶路シリーズ〟です。

駅横の花壇が整備されている西庶路駅

 

 釧路市の大楽毛駅の次は東庶路信号場(1966年開設)で、ここから白糠町です。工業団地と国道38号にはさまれている信号場です。3線ありますが、海側の本線が一線スルー化され、上下の列車が通過していきます。

秋の気配が感じられる東庶路信号場

 

東庶路信号場から庶路駅へ向かう札幌行おおぞら6号

 

【庶路】

 1907年7月20日開駅

 アイヌ語の「ショ・オロ」(滝の所)から出たもので、近くを流れる庶路川の上流に滝が多いから。

「駅の周辺」庶路駅(1998年1月29日)

 

駅前が整備されている庶路駅

 

 以前は交換設備のほか側線が2本ありましたが、今は交換設備もありません。下り本線のホーム跡だけ残っています。

本線だけになった庶路駅を発車するH100普通列車

 

【西庶路】

 1952年3月5日開駅

 「庶路」の西側にあることから名づけられました。1941年3月28日に信号所として開設し、1952年3月5日から一般駅になりました。

「駅の周辺」西庶路駅(1998年1月28日)

 

当初は信号所として開設した西庶路駅

 

 1941年から1964年まで、庶路川上流にあった明治鉱業の二つの炭砿から石炭を運ぶ専用線が西庶路駅までありました。しばらく上下本線のほか、側線が3本ありましたが、現在は上下本線だけです。

西庶路駅を通過するDF200けん引の帯広貨物駅行コンテナ列車

 

※次回は10月2日ころ更新します。


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