テツ男社長のたわごと
ダイヤ改正(その2)
前回(3月19日更新)の続きです。我が家の資料室にありますJR北海道釧路支社発行の列車時刻表をご紹介します。2回目は平成の時代です。
平成7(1995)年3月16日改正です。表紙はキハ183系の特急「おおぞら」です。この時には、釧路~札幌は夜行も含めて7往復の「おおぞら」が運転されていました。釧網本線では、旧型のノロッコ号が運転をしていて、時刻表上は「釧路湿原ノロッコ号」と〝くしろ〟が漢字になっています。花咲線は〝愛称〟と明記されていました。
平成9(1997)年3月22日改正は、釧路と札幌の間に振り子式のキハ283系が導入されたことが目玉でした。昼行の「おおぞら」6往復のうち3往復が283系になり列車名に「スーパー」が付きました。
平成10(1998)年12月8日改正では、キハ283系「スーパーおおぞら」が1往復増えて4往復になりました。
平成12(2000)年6月1日現在では、釧網本線の「くしろ湿原ノロッコ号」が早朝便も含めて3往復設定されていました。しかも通常の釧路~塘路往復のほか、標茶往復もありました。
平成15(2003)年10月1日現在には「釧路~札幌最速3時間34分」の文字が躍っています。釧路発8時40分、札幌到着12時14分の「スーパーおおぞら4号」です。なお、この時の列車時刻表では、夜行の「おおぞら」は「まりも」になっています。
平成15(2003)年12月1日現在には、釧網本線にSL冬の湿原号が運転されるに際して、釧路と知床斜里の間に臨時の「お座敷摩周号」、網走と知床斜里の間には「流氷ノロッコ号」2往復が走っていました。
平成22(2010)年12月4日改正です。釧路と札幌を結ぶ「スーパーおおぞら」は7往復を誇っていました。釧路から札幌へ向かう「スーパーおおぞら」の最終14号は南千歳から青森行急行「はまなす」へ接続していました。
平成26(2014)年12月1日現在には釧路と札幌を走る「スーパーおおぞら」は6往復になっていました。釧網本線では「SL冬の湿原号」(釧路~標茶・川湯温泉)のほか、「DL冬の湿原号」(釧路~標茶)もありました。花咲線では釧路発22時06分の根室到着は翌日午前0時18分でした。
※次回の更新は4月16日ころを予定しています。
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