地域活動釧路市

ゆず風呂で無病息災

  一年の中で昼の長さが一番短くなる「冬至」となった22日、釧路管内の銭湯では、冬至に行うみそぎの風習である「ゆず風呂」を用意した店舗も多く、大量のユズを湯船に入れ、来店客の身を清めた。

  日の出が午前6時50分、日の入りが午後3時51分となった釧路市の「晴の湯」(武佐2、小向秀明社長)では、段ボール2箱分のユズを用意し、2020年の開店以来、冬至に合わせて行っている「ゆず風呂」のほか、初めての試みとしてサウナにもユズを置いた。

  ゆず風呂は、旬を迎えて香りの強いユズで身を清め、邪気をはらうとされていることや、冬至に入ることで風邪を引かないなどの言い伝えがある。小向社長は「毎年ゆず風呂を楽しみにしてくれるお客さんも多い。来年以降も継続していければ」と話していた。(森崎博史)

[写真/ゆず風呂を用意する小向社長]


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