航空各社は、年末年始（１２月２８日～１月５日）の予約状況（２１日現在）を取りまとめた。国内線の予約数は前年度を上回っているが、釧路空港発着便に関しては微減にとどまっている。予約のピークは上りが２９日、下りが３日。

　釧路―東京は、日本航空（ＪＡＬ）の予約数が６０３６人（前年度比５％減）で予約率７０・７％、全日空（ＡＮＡ）は予約数３３０１人（同３・７％減）で予約率６４・９％。エア・ドゥは予約数２３９８人（同３・８％減）で予約率７７％だが、２８日から１日までの下りと、３日から５日までの上りは予約率が９０％を超えている。

　年末年始に釧路発成田便も運航するピーチ・アビエーションは路線別の予約数を公表していない。

　釧路―札幌（丘珠、新千歳）は、ＪＡＬグループが予約数１３９６人（同２・７％減）で予約率５５・９％、ＡＮＡが予約数１７４０人（同１・６％増）で予約率４３・５％。

　ＡＮＡの中標津空港発着便は、東京便が予約数２２２８人（同８・５％増）で予約率７４・６％、札幌便が予約数２４９３人（同２％増）で予約率４３・５％となっている。

　ＪＲは釧路、帯広方面の予約数が前年度比３・７％増で予約率は４４・８％。日中時間帯は混み合っており、満席の場合もある。

　都市間高速バスの「スターライト釧路号」（北海道中央バス、くしろバス、阿寒バスの共同運行）は、釧路発が２日から４日にかけて満席。札幌発は２５日午後から年内と３日が満席。（荒井純）

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