テツ男社長のたわごと

厚床と海明け物語号、SL冬の湿原号

 SL冬の湿原号の運転が終了しましたので、中断していました花咲線の駅巡りを再開します。今回は厚床です。

 その前に、3月21日に釧網本線の網走~知床斜里の間に臨時列車「海明け物語号」が運行しました。流氷物語号(網走~知床斜里 1月28日~2月26日)の運行終了後も同線を楽しんでほしいと、釧網本線維持活性化実行委員会の支援を受け網走のMOTレール倶楽部のみなさんが企画・運営しました。
 車両はキハ40-1720・1779の観光列車仕様車。スジは流氷物語号と同じです。参加した方たちは、同倶楽部のみなさんや鉄道芸人の方などの車両、車窓アナウンスを聞き、また、オホーツクの食材を生かした弁当を食べながら〝汽車旅〟を楽しみました。

網走駅で出発を待つ「海明け物語号」(3月21日)

 同じ日、SL冬の湿原号の最終日でした。標茶駅では標茶町民のみなさん、東釧路駅でも有志のみなさんが、来シーズンの運転を期待して「お見送り」しました。この日は補機のDE10-1690が付いていました。東釧路駅での「お見送り」(2023年3月22日付 釧路新聞)

【厚床】
 1919(大正8)年11月25日開駅
 アイヌ語の「アッ・トク・ト・ペ」(ニレの木の生える沼川)から出たもの。

 「駅の周辺」厚床駅(1997年10月24日付 釧路新聞)

 現在の厚床駅前広場(3月25日)

駅内にある根室市立和田小学校(2006年3月統合により閉校)にあったピアノ

厚床駅は標津線(1989年4月廃止)の分岐駅

根室へ向け出発するキハ54。2000年夏の「青春18きっぷ」のポスターは、列車の向こうに見える2番ホーム(現在は列車交換ができないので1番ホームだけ)とその先に広がる牧場

★2023年3月18日ダイヤ改正釧路駅列車発着時刻表は、釧路新聞HPの下段にあります関連リンク内の「釧路駅列車発着時刻表」をクリックしていただくとダウンロードできます。昔ながらの時刻表です。

※次回は4月17日ころに更新する予定です。


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