テツ男社長のたわごと

補機と力を合わせるSL冬の湿原号

 釧網本線の釧路と標茶を結ぶSL冬の湿原号が1月20日から走っています。今年はカマの調子が今一つなのか、2月上旬から中旬にかけて往路は最後部、復路はSL(蒸気機関車C11-171)の次位にディーゼル機関車のDE10が補機として取りつき、C11-171を助けています。補機を付けるのは、大変な作業だと思いますが、JR北海道のみなさんの「SLは何としても走らせたい」という意気込みが感じられます。今回は補機にスポットを当ててみました。

 

 標茶行の湿原号を撮影するなら、釧路川橋梁の東釧路方からが一般的ですが、今回は補機が主人公ですので、釧路方から撮影しました。

 

 東釧路駅の遠矢方にある貝塚こ線橋から標茶行を撮影しましたが、生温かい煙を浴びました

 

 標茶行の湿原号が釧路湿原駅を発車する際、周囲は静寂に支配されていますので、C11-171の息遣いがはっきり聞こえます

 

 標茶駅に湿原号が到着後、釧路方に引き上げられますが、まるでDE10がけん引しているような錯覚を覚えます

 

 釧路行の湿原号はDE10がC11-171の次位に付きます。屋根のデコボコが特徴かも(標茶町ルルラン踏切)

 

釧路町岩保木水門付近で西日を浴びて釧路へ向かう湿原号

 

※次回は3月4日ころ更新します。


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