釧路・根室の「人」と「元気」を発信

 北海道東部に位置する広大な釧路・根室地域。そこには、阿寒摩周、釧路湿原、知床国立公園があり、自然の宝庫です。
 また、豊かな海洋資源と冷涼な気候を生かした、農業と漁業が発展しています。さらに石炭産業も国内で唯一の坑内掘炭鉱が操業を続けているほか、製紙業、乳製品、水産加工業なども地域の経済を支えています。
 この地域には、約30万人が生活をしていますが、一人一人の力で、この地域が成り立っています。産業ばかりでなく、町内会、まちづくり団体、子どもたちのサークル活動など、たくさんの力が結集しています。その一つ一つのグループや「人」に焦点をあて、紙面で紹介し、地域の「元気」を届けることが、釧路新聞社の役割です。
 北方領土をはじめ、大きな課題が釧路・根室地域にはあります。地方の政治、社会の動きを的確に捉え、報道していくことが大きな使命です。地域の出来事から、国の政治が動きます。釧路・根室地域がさらに「元気」になるように、身近なニュースを追い続けます。
 また、近年、第1次産業とともに、豊かな自然や新鮮な海や山の幸を売り込む観光にも、地域では力が入っています。従来の団体周遊型から、個人での滞在型に観光客は変わり、さらに、釧路市をはじめ、夏の涼しさを売りに、長期滞在者を受け入れていて、実績は伸びています。
地域が元気にならなければ、釧路新聞社は成り立ちません。「地域の応援団」として、さまざまな話題を提供していきます。