デジタル化でより早く、よりきれいに

記者が書いた記事を、素早く、見やすくレイアウトをするために、新聞製作「たんちょうシステムⅢ」=東機システムサービス=が、2015年から稼動しています。文字や画像の入力、見出しを付けたり、記事、写真の配置を行う整理作業、整理作業によって完成した紙面のデータを刷版(PS版)に出力するまで一括して管理をしています。刻々と入ってくる新鮮なニュースを素早く処理、また、データベースの機能も充実し、記事検索などに威力を発揮しています。
また、ダイレクト刷版(CTP出力機)は、2014年から現像レスタイプに変更し、省力化と環境への負荷軽減につながりました。
高速できれいな印刷を担う輪転機は、東京機械製作所製のBHK型オフセット輪転機が6台、HBP型3色刷りサテライト2台が連結され、最大で24㌻、そのうち4面のカラー印刷が可能です。
新聞の顔、一面は常時カラー化しているほか、地元選手の活躍を紹介する「釧新スポーツ」をはじめ、「我が家のアイドル」「せんしん絵手紙展」など特別企画紙面でもカラー印刷をしています。
「ブランケットサイズ」と呼ばれる一般的な新聞サイズばかりでなく、その半分の大きさ「タブレットサイズ」も可能で、イベント紹介の特別企画や広告特集などで使われています。