テツ男社長のたわごと
釧網本線の止別、浜小清水、原生花園
釧網本線の続きで、小清水町の止別、浜小清水、原生花園です。同町で走っていた軌道にも触れてみました。

春から秋に開業する原生花園駅
【止別】
1925(大正14)年11月10日開駅
アイヌ語の「ヤム・ペッ」(冷たい川)つまり止別川からとりました。

駅の周辺(1998年9月17日付 釧路新聞)

伝統の味を受け継ぐラーメンきっさ「えきばしゃ」が駅舎内にある止別駅
【浜小清水】
1925(大正14)年11月10日開駅
もともと「不樋(ふとい)」といっていましたが、小清水町の海浜にあることから1952年11月15日に「浜小清水」と改めました。小清水は1891年駅逓設置の際に、止別川の支流「ポン・ヤン・ペッ」(小さなか冷たい川)を意訳して村名としました。また「古樋」はアイヌ語の「フル・●(ツに゜)イ・イ」(丘のきれている所)から出ました。

駅の周辺(1998年9月18日付 釧路新聞)

道の駅「はなやか(葉菜野花)」の中にある浜小清水駅
浜小清水駅を出発して釧路へ向かう花咲線仕様のH100「しれとこ摩周号」
【原生花園】
1988(昭和63)年6月1日
網走市と斜里町を結ぶ国道244号沿いのオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた細長い砂丘は、網走国定公園の小清水原生花園と呼ばれていることから名付けられました。

駅の周辺(1998年9月20日付 釧路新聞)

周囲の自然環境に配慮したログハウス風の原生花園駅
原生花園駅に到着し発車するH100釧網本線仕様の網走行「しれとこ摩周号」
【北見鉄道と小清水軌道】
小清水町には北見鉄道と小清水軌道がかつて走っていました。
北見鉄道は、止別と札鶴(現在の札弦)に計画されましたが、1930年6月3日に止別~小清水(約8㌔)が開業しました。しかし、距離が短いなどの理由から当時の鉄道省から補助が打ち切られ1939年8月31日に廃止されました。1931年には蒸気機関車2両、4輪客車3両、有蓋貨車1両、無蓋貨車2両で3往復走っていました。
小清水軌道は、1941年8月8日にビート輸送を主な目的に小清水~水上(約6㌔)、小清水~古樋=現在は浜小清水=(約11㌔)が北海道製糖株式会社小清水専用軌道として開業しました。しかし戦後にトラック輸送に変わり1952年12月14日に幕を下ろしました。

止別駅横にある「私鉄北見鉄道分岐点跡」の碑

小清水町市街地にある「小清水駅跡」の碑
※次回は9月7日ころ更新します。