テツ男社長のたわごと
摩周、美留和、川湯温泉そして南弟子屈
昨年12月1日以来、久しぶりに、ひがし北海道の駅を紹介します。今回は、釧網本線の摩周、美留和、川湯温泉、そして廃止になった南弟子屈です。

現役だったころの南弟子屈駅(2016年7月撮影)
【摩周】
・1929(昭和4)年8月15日開駅
・アイヌ語の「テシ・カ」(岩盤の上)からでたもので、弟子屈町市街地を流れる釧路川の川床に盤がありますので弟子屈と名付けられたと言われています。当初は弟子屈駅でしたが、阿寒摩周国立公園の入口で温泉地としても人気があることから1990年に摩周駅と改称しました。

駅の周辺(1997年5月14日付 釧路新聞)

摩周湖のモニュメントの前にある摩周駅

摩周駅の横には足湯が楽しめる「ぽっぽ湯」、駅舎内には飲める温泉も

摩周駅から約3㌔離れた釧路圏摩周観光文化センター内にあります「ふるさと歴史館」には貴重な鉄道資料も展示
【美留和】
・1930(昭和5年)8月20日開駅
・駅の近くにある美留和山という小山をアイヌ語で「ペルケ・ヌプリ」(さけた山)とも「ペルケ・イワ」(さけた岩山)とも呼び、そのふもとに流れる川を「ペルケ・イワ・ナイ」と呼んでいました。これが「ペルア」になり「美留和」という漢字を当てました。

駅の周辺(1997年5月15日付 釧路新聞)

緩急車を改造した駅舎は手入れが行き届いています
美留和駅を出発し摩周登山道踏切を通過する網走行しれとこ摩周
【川湯温泉】
・1930(昭和5年)8月20日開駅
・アイヌ語の「セセキ・ペッ」(熱い川)を意訳した川湯駅でしたが、1988年に川湯温泉駅に改称しました。

駅の周辺(1997年5月16日 釧路新聞)

歴史ある川湯温泉駅のバックには硫黄山

駅横には「あし湯」が設置され、駅舎内にはレストランも
【南弟子屈】
・1929(昭和4)年8月15日開駅~2020(令和2)年3月14日ダイヤ改正で廃止
・南弟子屈駅のあった土地は昔、アイヌ語で「クマ・ウシ」(魚を干すたなの多い所)と言っていましたが、旧河西鉄道(のちに十勝鉄道)に同音の駅名があったため「弟子屈」の南に位置することから「南」が付きました。

駅の周辺(1997年5月11日付 釧路新聞)

駅舎は現在、弟子屈町内の釧路圏摩周観光文化センターで保存
桜が咲く南弟子屈駅跡を通過する網走行しれとこ摩周
※次回は6月1日ころ更新します。